お悩みの原因がどこにあるのか。そして、どのように施術したのか。実際の症例をもとに、顔の構造そのものから解説していきます。
片側で抱っこを続けることで首と肩に左右差が生じ、頭が左へ傾いています。このとき首の骨には、カップリングモーションと呼ばれる右方向へわずかに回旋する動きが連動して起こります。その結果、顎は左へとずれていき、顔に左右差が生まれます。さらにこの動きが続くと、顔のむくみの根幹にあたる深部リンパに滞りが生じやすくなり、フェイスラインのもたつきへとつながっていきます。
先ほどと一部重なりますが、産後の生活環境の変化から歯ぎしりが始まり、咬筋の張りや顎関節の可動域の制限が起きています。加えて育児で下を向く時間が増えたことでストレートネックが進み、そこに歯ぎしりが重なることで、顎関節が前方へ押し出されるかたちになっています。こうなると顔の重心が下に落ち、顔が間延びしてメリハリを失ったような印象になります。深部リンパは咬筋や顎関節の動きと密接に結びついているため、これがさらに拍車をかけています。
細かな点は他にもありますが、上記を中心に矯正していきました。
ストレートネックの影響で、顎を前へ突き出す(顎関節が前方へ移動する)状態になっています。こうなると顎まわりの筋肉が緊張し、エラの周辺が張って見えるようになります。さらに顎関節の動きにも影響が及び、深部リンパの流れが悪化することで、慢性的な顔のむくみが生じます。
こちらも一部重なりますが、ストレートネックと顎の突き出しが起こると、首や外側翼突筋(顎を動かす筋肉)がこりやすくなり、顎関節の左右差や動きのバランスの崩れにつながります。すると周辺のリンパが滞り、フェイスラインを中心とした慢性的なむくみが発生します。結果として顔の下半分の比率が増し、縦の印象が強まることで顔が大きく、ぼやけて下ぶくれのような印象になります。このお客様の場合は、むくみがかなり強く出ていました。
細かな点は他にもありますが、上記を中心に矯正していきました。
画像の通り、左肩が上がり頭も左へ傾いています。このとき頸椎にカップリングモーションが起こり、顎は右から左へ回旋するような歪みが生まれます。また慢性的なむくみは、深部リンパの滞りから生じることが多く、この深部リンパは顎関節や咀嚼筋と深く結びついています。そのため今回のように顎関節に歪みが出ると、関節や筋肉の動き・左右差によってリンパの流れが妨げられ、慢性的なむくみへとつながっていきます。
蝶形骨は顔の中心に位置し、首や顎と連動する“要”のような骨です。ストレートネックや首・肩・姿勢・顎関節の動きなどによって歪みが生じると、その影響が顔全体に及びます。蝶形骨が歪んでくると、顔のぼやけや口まわりのゆるみといった漠然とした変化から、目の開き具合、中顔面のもたつきや間延び、フェイスラインのもたつき・むくみまで、顔の印象の大部分に影響が現れます。
細かな点は他にもありますが、上記を中心に矯正していきました。
肩の高さの左右差や内巻きは、首や顎を介して顔の歪みや広がりとして現れます。このお客様の場合、左肩が下がって内側に巻き込むことで顔全体が左へ倒れ、顎が左から右へ軽く回旋する歪みが見られます。本来、首が左へ倒れると首には右へ回旋する動きが生まれ、顎は右から左へ歪みますが、今回はその逆になっています。これは肩に近い位置の首の骨が歪んでいるときに起こる歪み方で、つまり歪みの本質が肩の内巻きにあることを示しています。
肩・首・顎に歪みが生じることで顎関節の動きに左右差が出て、顎まわりのリンパが滞り、フェイスラインを中心とした慢性的なむくみが起きています。さらに今回は本質が肩にあるため、鎖骨や首のあたりでもリンパの詰まりが起こっています。その結果、顔の下半分の比率が増し、縦の印象が強まることで、ぼやけてたるんだような印象になっています。
細かな点は他にもありますが、上記を中心に矯正していきました。
ストレートネックによって顎が前に出る(顎関節が前方へ移動する)歪みと広がりが入っています。このときエラのまわりが張って見え、さらに顎の奥の筋肉が硬くなりやすいため、顎関節を介して慢性的なフェイスラインのむくみが起こります。結果として、エラの張りとフェイスラインのもたつきが重なり、顔がボックス型のような縦長の印象になります。
頬とフェイスラインがもたついて一体化してくると、顔がもたついた、間延びしたような印象になります。特に口まわりは年齢とともにぼやけやすく、顔のメリハリや立体感が失われていきます。そこで、顎ライン・口元・フェイスライン・頬がそれぞれ独立するように矯正していくことで、顔の印象が引き上がり、はっきりとしたメリハリのある顔へと整っていきます。
細かな点は他にもありますが、上記を中心に矯正していきました。
気になる症状の原因を、まずは一度ご相談ください。
骨格・関節・リンパの観点から、丁寧にお調べします。